代表
挨拶
あの決定的な敗戦より七十年。この国の失速の度合いは、益々確実なものとなりつつあります。「高度経済成長」はすでに歴史の一部となり、「バブル経済」は教訓としての伝説となり、「ITバブル」ですら過去のものです。そして、世界不況の波を正面から浴びて数年が経っての、先の大震災。そこで声高に叫ばれていた「絆」や「節制」といった号令もやがていつのまにか消え去り、何でもない日常の反復が戻りました。この国は物質的繁栄を手に入れましたが、希望だけがありません。これか
らの日本は、「経済大国」としての地位を徐々に失い、老成した「旧大国」へと変貌する過程が、今後数十年間の途となることでしょう。
そしてこの国のIT業界の現状もまた、あまり愉快な状況とは言えません。かつて隆盛を誇った国産電算機はいまやどこにも姿が見えず、基幹システムはもちろんのこと、ウェブ上で提供される様々なソフトウェアの尽くもまた海の向こうの超大国から伝来し続け、独自の技術などどこにも見つかりません。そうした内向的な発展しか途の無い日本のIT
業界ですが、国内の状況もさして面白みのない大企業を中心とする勢力図が着々と固定化しつつあり、一層展望が見出せません。
現代という時代は、このように明るい未来の描きにくい情勢ではございますが、それでも当社は「独立自尊」の精神をもって、特色ある集団でありたいと考えております。世の常を良しとせず、多勢に付くを潔しとせず、自らが見定めた理想の実現を目指し、そのためのサービスやデザイン表現といった活動を展開したく存じます。ご期待下さい。
代表取締役
社名
の
由来
当社の屋号である「総佐衆(そうさす)」は、「総合的に補佐する衆(トータル・サポート・チーム)」を意味しています。何事においても問題の解決に求められる能力は、何か一つの専門性のみに長じていることではなく、専門性を横断した総合的な戦略性や企画力が重要となります。ブランディングという仕事において、お客様が何を必要としているのかという目的に応じて、多様なサービスを提供できる集団でありたいとの想いから、「総佐衆」という字を当てました。
また、それをひらがなで表記することで、ひらがなの文字の並びの美しさと、日本の伝統と大事にする心を表現しております。
私ども総佐衆は、二十一世紀の日本国と東亜において、私どもならではの役割を果たしたいと願っております。
会社
概要
事業内容 | グラフィックデザイン制作と 各種企画を中心とした 総合ブランディング事業 |
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会社来歴 | 平成十八年 | 六本木に移転 |
平成十九年 | 世田谷に移転 | |
令和元年 | 鎌倉に移転 | |
令和五年 | 書籍を出版 | |
代表経歴 | 昭和五十六年 | 仙台に出生 |
平成十七年 | 慶應義塾大学を卒業 |
企業
情報
社名 | 株式会社そうさす |
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所在地 | 〒二四八−〇〇一二 神奈川県鎌倉市 御成町十一番二号ヤノヤビル2階 |
電話 | 〇四六七−二七−八三四三 |
代表 | 佐藤 雅尚 |
設立 | 平成十六年 |
資本金 | 二〇〇〇万円 |
主要取引銀行 | みずほ銀行 |